地球の歴史上、最も危険だった時と場所が明らかに。そこでは!?
地球の歴史上、最も危険だった時と場所が明らかに。約1億年前の北アフリカには肉食恐竜がウヨウヨ : カラパイア(http://karapaia.com/)
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によりますと
大型肉食動物がやたらと多いケムケム層群
モロッコとアルジェリアの国境に沿ったケムケム層群は、化石が大量に発掘されてきたことで知られており、まさに数千万年におよぶ生命の記録が刻まれている地域だ。
ここでは軟骨魚・硬骨魚・カメ・翼竜・恐竜、さらには植物や生痕(生物が活動した痕跡)といったさまざまな化石が発見されており、北アフリカの当時の生物多様性をうかがい知るには最高の場所となっている。
だが、特に目を引くのは、この地層からは大型の肉食動物がやたらと多く発見されていることだ。
巨大な肉食恐竜、ワニのような翼竜、ノコギリの口を持つエイ
白亜紀、ケムケム一帯には豊かな河川が流れており、さまざまな水生動物や陸生動物が育まれていた。
動物が集まれば、当然それを獲物として狙う生き物も集まってくる。ここでは記録上最大級の肉食恐竜の化石が少なくとも3体は発見されているのである。
たとえば全長8メートルのカルカロドントサウルス、それに匹敵する大きさのデルタドロメウス、ほとんど空飛ぶワニのようなの翼竜など、危険極まりない連中がうろついていたということだ。
食われる連中も負けず劣らずのスゴさ
さらに、そうした恐竜に食われていた魚も負けず劣らずのスゴさで、まるで化物のような大きさだった。
たとえば今では生きている化石と呼ばれるようになったシーラカンスは、現生種の4、5倍も大きかった。オンコプリスティスという淡水のエイは、口の部分がノコギリ状に突き出ているという異形である。
「地球の歴史上、もっとも危険な場所だったと言えるでしょう。もし、タイムトラベルができるようになったとして、うっかりそこに行ってしまえば、すぐに殺されてしまいますよ」と、研究チームの1人はコメントしている。
プリン☆の感想
昔も地球の重力は変わらなかったはずです。そのような巨大生物たちは自重を支えるのも大変そうです。水中で生活していたのかななんて思ってみたりします。はたして、獲物を捕まえるだけの敏捷さも備えていたのかも気になります。あと、恐竜の皮膚の色なんかも想像しか出来ないわけですから、ぜひ、直接見てみたいですね。ティラノサウルス・レックスの模様がパンダ柄だったという可能性も0ではないですから。
タイム・トラベルが出来るくらいに技術が発展したら、きっとそのような危険な時代でも、安全な場所から観察したり出来そうな気もします。殺されないですむなら、1億年前のサハラ行ってみたいです。