重力の影響を受け時間が遅く進むスカイツリー展望台→相対性理論が実証される!
時間速く進むスカイツリー展望台 10億分の4秒、相対性理論実証(共同通信) - Yahoo!ニュース
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200407-00000002-kyodonews-soci
によりますと、
高さ450メートルの東京スカイツリー展望台の時間は地上よりも1日に10億分の4秒速く進んでいることを、超精密時計「光格子時計」の観測で確かめたとする論文を、香取秀俊東京大教授らが6日付ネイチャーフォトニクス電子版で発表した。
重力が大きいと時間の進み方はゆっくりになるという、アインシュタインの一般相対性理論を実証する内容。センチ単位の高さの変化を測って、地震や噴火に伴う地面のわずかな動きを監視する応用が期待されている。香取氏は今回の成功を受けて「実用化にめどが立った」と述べた。
光格子時計の誤差は160億年に1秒。「ノーベル賞に近づいた」との評価も。
プリン☆の感想
相対性理論の正しさを確かめる実験結果が次々に出てきていますね。どうやらマクロな世界では、相対性理論に従って物理法則が成り立っているようです。しかしより電磁気学も含んだ、この世のあらゆる物理現象を包括したよりパーフェクトな理論が作られる余地はあるようです。
例えば、現時点では、相対性理論はミクロな粒子で、量子力学と両立しないことが知られています。そのため、ミクロな世界では量子力学を使わないといけないわけですが、アインシュタインは「神はサイコロを振らない」と言って、受け付けなかったようですね。
しかし、重力波が検出されるなど、相対性理論の正しさが次々と実証される中、ミクロな世界についてアインシュタインが全く間違ったことを言っているというのも中々信じられないですね。
個人的には、粒子は観測の影響を受ける(粒子の位置を観測ためには強いエネルギーを持った電磁波を使って観測するため運動量が変わってしまい、運動量を正確に知ろうとすれば今度は位置が変わる)ため、位置と運動量を同時に知ることは出来ず、不確定であり、確率でしか表せないというのも、人間には観測する手段がないだけで、本当は位置も運動量も決まっているというのが真実の可能性もあるのではないかと思います。
相対性理論のアインシュタインは権威が高くなりすぎ、またボーアを始めとする量子力学の科学者たちも権威が高くなりすぎて、現代の我々には、誰も否定できないという感じなのかもしれません。
もし人間が、粒子の位置と運動量を同時に知ることが出来れば、不確定性原理は間違いということになります。そこで、アインシュタインは量子のもつれ状態にある2つの粒子を用意し、片方で位置を観測し、片方で運動量を観測すれば、もとのもつれ状態にあった粒子の位置も運動量も決まっていたことになると考え、そこから相対性理論と量子力学が両立しないというEPRパラドックスが示されます。不確定性が正しいとすると、高速を超えた情報通信が可能になり、高速を超える情報通信は存在しない(相対性理論では質量のないものが最高速で、重力さえも高速を超えないとし、質量を持つものは光速に近づくほど、質量が増加し、結果光速を超えないとする。)とする相対性理論に矛盾することになります。
現時点では、高速を超えた情報通信が実現していな以上、アインシュタインのほうが正しそうですが、今後、高速を超えた情報通信が実現すれば、アインシュタインの「神はサイコロを振らない」は誤りで、量子力学が正しいということになりますね。
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